神戸カウンセリングスペース

● 心理療法とは?

心理カウンセリングで利用する心理療法 心理療法とは「サイコセラピー」とも呼ばれ、相談者が自分らしく生きていこうとするのをカウンセラーが支え、導くための様々な方法のことです。ここではこの心理療法の中のいくつかの方法を、簡単に説明しています。
 実際のカウンセリングの中では、相談者とカウンセラーがお話を進める中で、自然な形で相談者に合う心理療法を取り入れてセッションをすすめていきます。
●認知行動療法 行動の変容のみでなく、行動の背景にある認知の変容を目標とする心理治療法です。
自己コントロールの方法をマスターしたり、問題への対処の方法を習得することも目標にしています。
●ブリーフセラピー ブリーフセラピーは、天才催眠療法家ミルトン・エリクソンの心理療法を出発点にしている、解決志向型カウンセリングです。問題を解決し、目標に到達するために、クライアント自身が持っているリソース(経験・能力・性格・価値観など)を利用して、アドバイス・指示・課題などを与えながら、問題解決の近道へと誘導していく短期的・効果的・効率的な心理療法です。
●精神分析療法 心理学の生みの親フロイトにより創始された、心の構造分析理論をもとに、自覚していない心的葛藤の意識化をはかります。人間は本来、動物的・本能的な快楽原則に支配されており、生育歴に大きく左右されるということから、親子関係や成人までの発達過程を重視します。無意識の感情体験や空想などを自覚し、理解することにより、抑圧されていた感情が解放され、自分の無意識に気づくことで症状が緩和されていくという心理療法です。
●論理療法 思考、感情、行動の三位一体理論によるもので、思考を変えれば感情が変わり、感情が変われば行動が変わるというものです。問題になる受け止め方や考え方が適切でない場合、この非合理的な概念(イラショナルビリーフ)に焦点を当て、クライエントと十分なリレーションを築いた上で、事実や論理に即した合理的な信念(ラショナルビリーフ)に変えていく心理療法です。
●行動療法 人間は白紙の状態で生まれてくると考え、全ての行動は後天的な学習により獲得される、という学習理論を基礎としています。後天的に学習された、または未学習であるために起こる不適切な行動を対象とし、その刺激と反応の適切な結び付けを見直し、再学習することで、変容、修正をしていく心理療法です。
●ゲシュタルト療法 ゲシュタルトとは「まとまりのある、全体、統合」を示します。身体の内外で起こっていることへの気づきを通して「今ここで」の自己欲求を理解し、過去や将来にとらわれず、現在を生きるバランスのとれた統合性を回復していくという心理療法です。抑圧されて意識されていない点を意識化するホットシート、エンプティチェア、ファンタジートリップ、夢のワーク、ボディワーク等の技法を用います。
●来談者中心療法 カウンセリングを一般化するために考案された心理療法で、非指示的で積極的な傾聴を基本とし、心理的不適応状態のクライエントが自己概念に柔軟性を取り戻し、自分の経験や感情を否定することなく、ありのままに受容することを目標とします。ありのままを受け入れることで感情と行動を矛盾の無い一致した状態(自己受容)にしていく心理療法です。
●交流分析 人間関係を円滑にするために精神分析を基本に研究されたものです。エゴグラムを作成し、自我状態を5つに分類します。そのパターンは「心の指紋」と呼ばれるほど様々な組み合わせが存在し、そのパターンを理解することで問題解決をはかり、より円滑な人間関係を築いていきます。
●催眠療法 伝統的催眠と現代催眠があります。言語による誘導で、顕在意識と潜在意識の間のクリティカルファクターという膜を通過し、潜在意識につながり、トランス状態(現在の時間、空間から意識が離れている状態)に入ります。そこで暗示を与えることで、態度・習慣を変えたり、トラウマとなっている感情を癒していく心理療法です。
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